個々の価値観を尊重した風土のなかで生き生きと働ける職場を目指しています
看護部師長
久保健一さん
当院は2023年に東海大学大磯病院から徳洲会グループに事業継承され、湘南大磯病院として新しくスタートした病院です。
急性期から回復期、在宅医療までの地域に密着した医療を提供する総合病院として、神奈川県大磯、二宮地区の中郡における基幹病院の役割を担うとともに、地域と密着して連携を図ることを大切にしています。災害医療にも力を入れており、災害医療支援のため2024年1月の能登半島地震ではいち早く、輪島にTMATを派遣しました。看護部では「心温まる看護」の実践を看護理念に掲げ、急性期病院であっても患者さんの思いに寄り添う時間を大切にし、その人らしさを尊重した看護を創造しています。同時に専門職として成長でき、個々のキャリアを生かし、生き生きと働ける職場を目指しています。
教育体制はクリニカルラダーを取り入れ、段階に応じた研修を実施しています。新人看護師はラダーTからスタートし、基本的な技術を学ぶと同時に、急性期看護を担える看護師の育成、フィジカルアセスメントの習得に力を入れています。
今後は地域の方々と行える防災関連の研修なども企画し、実施したいと考えています。院内においては、チーム医療の観点からも看護部だけでなく多職種との合同研修にも力を入れていく予定です。
資格取得など、キャリアアップを目指す人に向けての教育支援制度も充実しており、認定看護師、看護管理者、診療看護師など、資格により研修扱いや資格取得後に勤務することで教育費の免除などの支援体制が整っています。資格取得を目指す際は、資格取得後に何が行いたいか、どう還元できるかを明確にして臨んでほしいと思います。
当院は個人を尊重する風土があり、自由度が高いため本人のやる気があれば、着実に自己成長でき、自分に合った看護を実践できる環境があります。
皆さんに期待することは病院理念である「ことわらない医療」や看護部理念の「心温まる看護」を理解し継承するために、看護師として成長し、患者さんに寄り添った看護を提供してほしいということです。そして看護師自身もその人らしく輝き生きていけるよう、オンとオフのバランスを保ち、楽しく仕事をしてください。
当院は個々の価値観を尊重し、多様性のある働き方を選択できる職場です。山岳看護師として夜勤専従で勤務している方もいますし、自分自身もサーフィンで全日本3位の成績を残し、今後はプロを目指すという目標があります。災害医療に取り組みたい方、TMATに興味のある方など、自分の目標を実現させるためにも、ぜひ私たちと一緒に働きましょう。
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