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看護師を採用するにあたって、病院はどのような人材を求めているのでしょうか?また、入職してからの教育制度はどのような考えのもとに行われているのでしょうか?実際に採用に関わっている看護部長にお話を伺いました。
行田総合病院は、埼玉県北部にある504床の大型総合病院です。病院の種類としては、ケアミックス型と言われ、急性期だけでなく、亜急性期から慢性期、在宅まで幅広い医療に対応できる医療機関です。地域医療支援病院、災害拠点病院、がん診療拠点病院に指定され、ドクターヘリを受け入れるなど、地域医療の中心的な役割を担っています。
看護師の皆さんには、忙しく少し敷居が高いイメージを受けることがありますが、決してそんなことはなく、若手看護師が多く、人間関係の良い働きやすい職場です。スキルアップのために首都圏へ転職した看護師が毎年何名も戻ってきてくれたり、温かい雰囲気の中、看護に専念することができます。また、新人教育だけでなく、子育て支援も整え、安い保育料で延長保育代を取らず、病児保育室や学童も用意し、幅広い年齢層の方に気に入ってもらえる環境づくりをしています。
当院は人間関係が良く、この規模の病院としては比較的退職者は少ないと思います。しかし、埼玉県北部は看護師の数が少なく、常に採用募集をしていなくては病院の成長に追いつかないことも事実です。そんな行田総合病院では、十数年前から新人教育に力を入れ、新人看護師の受け入れを全国から行ってきました。看護師の1年目は非常に大事な時期と捉え、すぐに看護技術を実施させるのではなく、1ヶ月目は全部署のローテーション研修、3ヶ月目以降に静脈注射や点滴のスタート、6ヶ月目以降に夜勤を始めていく、段階的な教育プログラムにより、基礎のしっかりした看護師を育成しています。注射や夜勤についてもスタート時期を遅らせることが可能なため、急性期に不安を感じていた新人看護師も自分のペースで着実に成長しています。また、困ったことをすぐに相談できるようサポート担当を置き、メールで質問・相談できる環境も整えています。
採用試験と言うと身構えてしまう方もいらっしゃると思いますがどうぞご安心ください。特に難しい質問はせず、人柄優先で採用しているのも当院の特徴です。年々応募される方が増えているため、面接のほか作文試験を行っておりますが、題名に沿って素直に書いていただければ大丈夫です。最近の傾向としては、春先に募集人数の5〜7割が内定し、その後、夏から秋にかけて受験される方もおります。国家試験前後まで募集をしている年もありますが、まずは早い段階で見学またはインターンシップを受けていただくことをおすすめしています。一度ご来院された方には募集定員が近づくとお知らせをいたします。当院で看護師としての第一歩をスタートしたい!という気持ちの方にぜひお越しいただき、熱意を持って、自分の看護へ力を注いで欲しいと思っています。皆様と良いご縁がありますよう心よりお待ちしております。
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