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地元鳥取の病院で看護師として2年働いていたのですが、結婚を機に神戸へ。転職するならさらに学んで成長できる病院がいいと考え、できるだけ研修制度が充実していること、また2交替制など勤務時間が過密ではないことなどを条件にいくつかの病院を選択。そのなかで最も理想的だったのが神戸徳洲会病院です。
神戸徳洲会病院では小児科・婦人科・整形外科の混合病棟に勤務しています。
どの診療科もはじめての体験でしたが、当院では新卒者・中途入職者それぞれに対応した研修制度が整っています。途中まで新卒者と中途入職者は合同で研修を受け、配属後に1年間に3〜4回、グループミーティングを実施。新卒の同僚から質問を受けることもありますし、こちらも他の部署で働く同僚の情報を得ることでそれを日々のケアに活かすことができます。
これまでの勤務で印象に残っているのは診療科ごとに行う看護研究で、ある認知症患者さんを対象にマニチュード(フランスで提唱された人間性を尊重する新しい認知症ケア)に基づくケアを実践したときのことです。残念なことにその患者さんはご高齢のため亡くなられたのですが、ご家族にわたしたちが記録していた資料をお見せしたところ、「これは家族がここで生きた証です。どうかこの資料を今後に役立ててください。お任せして、ほんとうに良かった」と言っていただきました。
新人時代からの私の信条は、「すべての患者さんを自分の家族だと思ってケアすること」。私たち看護師も、そんな患者さんの人生に最後まで寄り添えたことを心から嬉しく思うことができました。
現在は専門的なケアができる看護師をめざしていますが、どのような分野を専門にするか検討中。院外で行われる研修に自由に参加できるので、さまざまな知識を身につけていくよう心掛けています。
神戸徳洲会病院は看護師数がそれほど多くないため、看護師の全員が顔見知りです。また、鳥取から来た私のように四国・九州など他府県出身の同僚も多く、お互いリラックスして付き合える環境が魅力。休みの日は同期たちと神戸や三宮などの街を歩き、いろんなスポットで食事やショッピングを楽しみます。オフはできるだけ外出することを心がけ、リフレッシュしています。
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