地域医療振興協会は1986年に、「地位医療の確保と質の向上を図り、もって地域の振興を図る」ことを目的として設置された公益社団法人です。
「日本全国の地域、そこに住む人々、そして医療に携わる医療人の三者が幸せになれる未来」を作っていくために、『医療に困っている地域を支援すること』『地域医療の要である「総合医」をはじめとした医療職の養成』を目指しています。
2025年4月現在、北は北海道、南は沖縄までの日本全国に27病院、19の介護老人保健施設、診療所など86施設を運営しており、看護職員数は4211人です。
本部の地域看護介護部では、看護・介護の教育研修、看護・介護の人材確保・支援等の事業を行っています。
全施設共通のクリニカルラダーを活用して教育計画を立てています。本部では、全国86の施設を活用して、地域やへき地医療を理解する研修や体験する研修などを企画し、地域支援ができる看護師を育成しています。急性期病院に所属しながら、沖縄の離島診療所や、地域の中小規模病院の看護を経験することができます。
地域医療振興協会が求める看護師、育てたい看護師とは、
「いつでも、どこでも、限られた資源の中で、自ら考え行動する看護師」である。
また求める看護管理者とは、
「住民、行政と協働して地域を守る看護管理者」である。
そのために、協会全体で看護職の継続教育の体制を整え、すべての看護職のキャリア開発支援を行う。