C・K
小児科病棟
先日は家族でディズニーシーへ行って、思い切り楽しんできました。家事・育児と仕事の両立でとても忙しい毎日ですが、職場の方にも支えていただいているおかげで、ワークライフバランスを取りながら楽しく働くことができていますよ。
肺炎で入院が長期化してしまった患児とのエピソード。痛みや不快感、恐怖心を伴うカテーテルでの吸引や静脈注射、定期的な採血。さらに酸素療法も続いて、患児のストレスは限界に達していました。ご家族もまた、不安や心身の疲労で疲れ切っている状態でした。
私は処置の前には必ず患児に詳しく説明をして、自らがんばる力を引き出せるように接し、ご家族には日中の様子や治療の目安などを説明するように心掛けました。待ちに待った退院日には、本人もご家族も笑顔で退院していったことが今でも心に残っています。
この仕事に携わっていると忘れてしまいがちですが、患児やご家族にとっては、入院や処置は「非日常」です。患児やその家族は病気であってもまず「生活者」であり、それを支える大切さを改めて感じさせてくれた、貴重な体験になりました。