M・I
回復期リハビリ病棟
体を動かすことが好きなので、職場内のバレーやバトミントンのサークルに参加しています。運動することで、仕事の疲れを発散できますし、交流も広がります。他にも家の近くに乗馬クラブがあるので乗馬も楽しんだりして、オンオフのスイッチを切り替えています。
認知症の患者さんを看護することが多く、対応に悩むケースは珍しくありません。特に印象に残っているのは、骨盤骨折で入院されたアルツファイマー型認知症を持つ患者さんです。入院初日から処置や介護、食事まで拒否されていてリハビリも行えず、とても困っていました。
そんな時、思い出したのがパーソンセンタードケアの理念でした。こうなるのには何か理由があるに違いない、慣れない環境で不安が強いのではないか?など注意深く探るようにしました。同時に私の行動が患者さんにどんな影響を及ぼしているかも考えるようにしました。
すると不思議なもので、しばらくすると患者さんの態度が穏やかになってきたのです。こちらが笑顔で思いやりを持って接していけば、認知症の人でも安心感を持って穏やかに過ごすことができるのです。この患者さんとの関わりは、忘れられない貴重な経験になっています。
160床
リハビリテーション科・脳神経外科・整形外科・リウマチ科・内科
280名
(99名)
回復期リハビリテーション病棟 13:1
療養病棟 20:1
【固定チーム継続受け持ち制】
患者さんのニーズに則した看護を提供するためには、個々の患者さんに受け持ち看護師が責任をもち、個別的なケアを提供することが必要です。
固定チーム継続受け持ち制は、担当看護師が入院から退院まで責任をもって看護を提供し、それを固定したチームのリーダーやメンバーが支持する方法です。
当院、この体制によって個別的な看護を提供していきます。