病棟に配属されたばかりの頃は、分からないことが多くて覚えることに必死の毎日でした。患者さんへの対応もぎこちなくて、戸惑うばかり…。でも、このままではいけないと思って、患者さんに必要な看護を考え、とにかく笑顔で接することを心がけるようにしました。
　そんなある日、私が受け持っていた患者さんが退院されるときに「あなたのおかげで、がんばれた。ありがとう」と言ってくださいました。そのときの喜びは今も忘れられません。
　悩んでばかりでしたが、自分なりに患者さんと向き合っているうちに、信頼関係が築けていることを実感できました。これからも一人前の看護師になれるよう、日々の学びをがんばっていきたいと思っています。