S・C
地域包括ケア病棟
編み物や裁縫が趣味なので、夜勤明けなどの日は家で楽しんでいます。また、先輩と食事に行ったり、同期とテーマパークに行く予定を立てたりして、プライベートも充実しています。看護は生命に関わる大きなやりがいのある仕事です。ぜひ、一緒にがんばりましょう!
1年目の夜勤が始まったばかりの頃、末期癌のため麻薬で疼痛コントロールをしている患者さんがいらっしゃいました。痛みのあまり「誰か助けて!」と大きな声を出されて、私は何もできずに戸惑うばかりでした。
先輩が患者さんの身体を擦りながら話を聞いて、冷えた水を飲ませてあげると、患者さんは落ち着きを取り戻して入眠されていました。
「患者さんも眠れなくて辛いんだと思う。お水を飲んだらスッキリしたとおっしゃっていたよ。あなたも辛いと思うけど、がんばろうね」 先輩にそうアドバイスをいただいて、患者さんの立場になった看護の大切さを実感しました。私も先輩を見習って、前向きな看護を心がけていきたいと思いました。